プロフィール

モラハラ夫に支配され続けた13年

 私は、”モラハラ夫”に支配され続ける生活を13年も送っていました。

モラハラは、日々じわじわと進行していきます。

最初は、モラハラと言うほどの事ではなく、”些細な違和感”程度のことなので、何となく我慢してしまう、私が悪かったのかなと考えてしまいました。

 

その我慢は、いつの間にか私の癖になり、モラハラ夫の機嫌をうかがうことが体にしみついて、心に苦しさを感じつつもその苦しさの原因がわからず、ただ自分を責めるという日々が続いていました。

 

私は、正常な判断ができなくなり、モラハラ夫の

  • 「お前が悪い」
  • 「お前のせいでこうなっている」
  • 「もっとまともな大人になれないのか」

という言葉をそのまま受け止め、私が悪いんだと思いこんでしまう状況でした。

 

モラハラ環境は心を殺します

私は、もともと明るくて社交的なタイプでした。

どれだけ明るい性格の人でも、モラハラ環境の中で、まるで別人のように変わってしまうこともあります。

 

外では、いつも明るく、きっと幸せそうな家庭を築いているように見えたと思います。

私自身、そういう風に見えるように必死に取り繕いました。

しかし、家庭という閉鎖された空間の中では、私はいつも夫の機嫌を察し、夫の機嫌が悪くならないように先回りをしながら、ビクビク怯える生活をしていたのです。

 

「心が死んでいく」

文字通り、そういう状態でした。

自分がわからなくなりました。いつも心にぽっかり穴が開いたような気分でした。

漠然とした不安感、強い恐怖感で夜も眠れなくなりました。

 

別れたいのに別れられない苦しみ

振り返って見ると、”違和感”は、出会った時から沢山あったと思います。

しかし、好きだという気持ちが盲目にさせ、一緒に過ごした時間が長くなっていく分だけ、私は相手に依存していきました。

 

実際に離れようと行動したことは、これまでに3度あります。

そして、2度、私は、離れることに失敗をしています。

 

一緒に居るのが苦しくて、離れたはずなのに、離れると涙が止まらず寂しくて耐えられなくなってしまうのです。

共依存でした。

 

心の根本の改善

こんな状態でしたから、

相手と離れるのが怖いという自分自身の依存心との戦いでした。

問題は、加害をしてくる目の前の相手ではなく、

そういう関係性に耐え続けてしまう自分

そういう関係性であるのに離れられない自分にあるのです。

 

 

実は、モラハラ夫と離れた後に、連絡を取り合った異性に、あまり健全ではない相手をまた選ぼうとした経験もあります。

相手に対して、自ら自分の価値を下げてへりくだる癖であったり、

適当な扱いをされても受け入れようとしてみたり、

相手からの頻繁な連絡を欲しがったり、

根本的な自分の体質が全く変わっていなかったことに驚きました。

 

自分と向き合い続けたからこそ手に入った幸せ

「問題の根本解決」と、徹底的に向き合ったからこそ、私は今、モラハラや問題のある相手を選び続けることを繰り返さずに、自分一人で満たされて、安定した状態でいることが出来ています。

 

多くの方は、目の前の問題さえ解決出来たら、終わりだと考えます。

 

心の問題解決は、目に見えにくく、緊急性を感じにくいため、時間とお金をかけてまで、向き合うことの必要性を感じにくいかも知れません。

しかし、健全な心の土台がないことには、本当の意味での安心感や幸せは手に入りません。

 

離婚、修復どちらでもいいのです。

前の前の問題は、問題の根本ではないのです。

 

 

今私は、人生で初めて、自分で選び取った幸せの中で暮らしているなと感じます。

心から笑うことが出来るようになったし、日々、充実感を感じて過ごすことが出来るようになりました。

子供達との関係もとても良好で、笑いの絶えない家族になりました。

何か特別なことがあるわけではない日常を、”楽しいね”と笑える家族、私はただこれが欲しかったのだと思います。

我慢を手放すこと、欲しいもののために行動すること、それを自分に許すこと。

いつからでも出来るようになります。

 

 

私は、13年も使ってしまいました。

過ぎてしまった時間は、決して戻ってきません。

もちろん、過去の経験があったからこその、今です。過去を否定しているわけではありません。

ですが、早く抜け出せるなら、早いにこしたことはないと思います。

結婚後よりは、結婚前に気づけた方が良いです。

出産後よりは、出産前に気づけた方が良いです。

20年我慢してから気が付くよりは、1年目で気づけた方が良いです。

今、苦しんでいる方が、1秒でも早く気がつくきっかけになれたらと思います。

 早ければ早いほど、その後の人生、幸せに生きられる時間が増えるのですから。

何度も、離婚したいと考えながらも、
経済的なことや、子供のことを考えると踏み切れませんでした。
何年も、もやもやした気持ちをかかえながらも、我慢して生活を続けていくことを選んでしまったのです。
私が何年も離婚の決心がつかなった理由は、これだけではありません。
時に夫は優しく、夫なりに家族への思いやりがあるようにも感じたのです。
モラハラは、四六時中モラハラなのではありません。
もちろん、その”程度”には個人差がありますが、「時に優しい」という一面が、私を離婚に踏み切れなくしていました。
「なんとかうまくやっていけるなら、やっていきたい。」
一度は、好きになって結婚した人です。子供も居るのならなおさら、子供のためにも、うまくやっていけるならやっていきたいと、誰しもが思うのではないでしょうか?
この思いが私を盲目にさせ、夫の欠点には目をつぶり、少しの優しさを過大評価して、
「もしかしたらやっていけるかも知れない。」「私さえ我慢していたらうまくいくのかも知れない。」
と、間違った思い込みを強化させました。
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「いつか離婚したい。」
その”いつか”は自分が行動しなければやってきません。
  • 今は離婚できない。
  • もう少し後で。
  • 子供が大きくなるまでは。
そう思ってしまう思考すら、モラハラによって洗脳されていたなと、今なら気づくことができています。
離婚もせず、モラハラ対策もせず、これまで通りの生活を送っているのは、結果的にモラハラ夫にとって都合のいい状況を続けてしまっているだけにすぎないのです。
いつか、、、
そう思いながら、私は10年以上も時間が過ぎてしまいました。
今だから思うのは、”いつか”ではなく、”今”がベストだという事です。
離婚か修復かに関わらず、今から出来ることは沢山あるのです。
できればご相談者様には、私のように10年以上もの時間を無駄にして欲しくはないです。過ぎてしまった時間は決して戻ってはきません。
モラハラされていたことは、とても辛い経験でしたが、この経験があったからこそ、私は自分の心と向き合い、自分の弱さと向き合うことが出来ました。
なぜ私がモラハラのターゲットとされてしまったのか。
今ならその理由がわかります。
そして、この経験がご相談者様のカウンセリングに全ていかされていることを感じている今では、この経験をさせてくれた元夫にもある意味では感謝もしています。
過去を変えることはできませんが、過去から学べることは沢山あるし、過去の経験を糧に未来を作っていくことができます。
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モラハラ加害者との生活の中で身体に染みついてしまった、相手の機嫌を伺う癖、空気を察して先回りして動く癖、自分を後回しにする癖、自分の気持ちを押し殺す癖は、そう簡単にはなくなりません。
モラハラ加害者との生活が長ければ長いほど、その癖は身体に深く染みついていますし、息を吸うように当たり前にやってしまっているはずです。
自分では、やってしまっていることにすら、気が付けていない可能性があります。
こういった癖は、モラハラ被害者としての体質をさらに強化していくものになってしまいます。
モラハラ加害者と一緒に居れば、そこに付け入られてしまいますし、モラハラ加害者と離れられても、また同じようなモラハラ加害者気質の人を引き寄せてしまいます。
モラハラの改善には、モラハラ被害者自身の体質、思考の癖の改善が不可欠なのです。
目の前のモラハラ加害者と離れさえすれば終わるという考えは危険です。
離れた後こそ、大切なのです。
このような経験から、モラハラ被害者体質の根本的な改善と、その先の人生の幸せを掴んでいただくまでの長期的なサポートが出来るようにと考えたのが継続セッションです。
私が目指しているのは、ご相談者様が自分の人生の課題を自分で乗り越え、自分の幸せを自分で作っていく力をつけていただくことです。
これを、【幸せ構築力】と名付けました。
問題の起こらない人生はありません。
問題が起こった時に、自分で対処できる、残り超えていける力が大事なのです。
目の前のモラハラの問題だけでなく、二度と同じ苦しみを繰り返さないためにも、自分で課題を乗り越えて幸せを作っていく力が絶対に必要です。
自分を変えるにはとても時間がかかります。急激に変わったような気がするときは、たいてい急激に元に戻ります。
仮にモラハラ夫と離婚しても、それを引き寄せてしまった自分の心が変わらなければ、また同じような人を引き寄せてしまいます。
逆に言えば、モラハラ夫との離婚を選択しなくても、自分自身の幸せ構築力が上がることで、夫婦の関係性も変えていける可能性もあるのです。
幸せ構築力を上げていくために、必要不可欠なのが、自己肯定感です。
自己肯定感は全ての心の問題の根っこに関係してきます。
以前は、学校で教員のサポートをする仕事をしておりました。
1000人以上の生徒、保護者の方を見てきました。
なぜか問題行動ばかりおこす生徒、辛い恋愛ばかりを選んでしまう、モラハラ被害者になってしまう、そういった方にはある共通点があることを見つけました。
もちろん、以前の私も含め、、、ですが。
自己肯定感土台がないのです。
自己肯定感の土台がなければ、自分の人生を能動的に生きていく、自分軸が持てません。
自己肯定感の土台を作り、自分軸を持つことができれば、人生の幸せ構築力(幸せを作っていく力)があがります。
モラハラ被害者の方は、この幸せ構築力が著しく低く、誰かに決めて欲しい、判断して欲しいという依存傾向が強くなっています。
自己肯定感は全部で”6つの感”から成り立っています。どの部分が欠けているのか、正しく見つけて、全体をバランスよく育てていく必要があります
継続セッションは、これまでの私の経験から、自己肯定感の土台をしっかりつくり、自分軸を持って、幸せ構築力を上げていける力をつけていただくプログラムです。
失われた自己肯定感も自己重要感も自己信頼も、心からの笑顔も戻ってくる日がかならずきます。
どんなささいな事でも構いません。まずは一度ご相談ください。
モラハラかどうかはわからないけれど、話を聞いて欲しい。そんなご相談でも大丈夫です。
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